このコロナ禍による厳しい入国制限で、日本とタイの間を気軽に行き来することは難しくなっていました。
しかし、最近ではタイ旅行に追い風が吹いて来ています!
- 2022年3月1日〜:ワクチン3回目を接種で日本での自宅等待機が不要
- 2022年4月1日〜:タイ入国の際の入国前PCR検査が撤廃
- 2022年5月1日〜:Test&Goを廃止
- 2022年6月1日〜:日本入国時のPCR検査撤廃
そして2022年7月1日からは、タイ入国時のThailand Pass撤廃へ!
Thailand Passとは?
タイ入国時の際に事前に申請が必要な許可証のこと。申請自体は難しいものではないですが、これがないと入国できませんでした。
この記事では、目まぐるしく変わる規制について、その内容をまとめています。
入出国規制については頻繁に変更されるので、必ず最新情報を”在タイ日本国大使館ウェブサイト“及び”外務省HP“で確認してください。
日本からタイへの入国規制
7月以降の入国に関して、前述の通りタイランドパスの申請は不要です。
また、新型コロナウィルス感染症の治療費を含む保険への加入も不要になります。
入国に関して必要な書類は以下の通り。これだけ忘れずに空港へ行きましょう。
- ワクチン接種証明書(英文)
- (ワクチン未接種の場合のみ)タイ入国前72時間以内に取得した、PCR検査陰性証明書、または医療機関で受けた抗原検査の陰性証明書(英文)
ワクチンの接種証明書はプリントアウトしておくのがおすすめ!
ただし、日本へ戻る際には入国前72時間以内に取得したPCR検査陰性証明書が必要なので、タイで忘れずに取得してください。
18歳未満のお子さんと一緒にタイへ入国する場合、保護者がワクチン接種を終えている場合は、お子さんも保護者の方と同じ措置となり、PCR陰性証明書は不要です。
タイから日本への入国規制
ワクチン接種の有無に関わらず自宅待機・到着後のPCR検査不要
- 日本到着時のPCR検査不要
- 日本入国後の自宅等待機が不要
- 日本の空港到着後、公共交通機関の使用可能
ワクチンの接種有無に関わらず、日本入国時のPCR検査や自宅待機は不要になります!
ただし出発前72時間以内のPCR検査が必要です。タイで取得するようにしましょう!
ワクチン未摂取の子どもの扱い
ワクチン未接種の子どもの対応に関しては、以下の通り厚生労働省のサイトに質疑応答が出ていました。
問 接種年齢要件で追加接種(3回目接種)が認められていない子どもに対しては、追加接種による待機期間の短縮は認められませんか。
追加接種(3回目接種)を未満の子どもについては、
・原則として追加接種による待機期間の短縮は認められませんが、有効な接種証明書を所持する保護者が同伴し、当該子どもの行動管理を行なっている場合は、特例的に、有効な接種証明書を所持する者保護者と同様の待機期間の短縮が認められることになります。
水際対策強化に係る新たな措置(28)Q&A(5月20日更新)
※接種証明書を所持していない18歳未満の子どもが単独で(摂取証明書を所持する保護者の同伴なしで)入国する場合には、上記の特例は認められません。
文章にすると分かりづらいですが、親が3回目接種していればワクチン未接種の18歳未満の子どもも隔離なしで入国できます。
ファストトラック
日本入国時の検疫手続きで必要な証明書等について、入国前にWEB上で手続きを行右ことで、入国時の手続を簡略できる「ファストトラック」があります。
成田国際空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港で導入されてますので、詳しくは厚生労働省HPをご確認ください。
ちなみに、現状成田空港はファストトラックを使っても多少混雑するようです。もし羽田などの他空港も選択肢に入れられるのであれば、そちらを使うほうが早く出られそうです。
機内濃厚接触者の取り扱い
同じ飛行機内でコロナ感染者が出た場合、前後2列に座っていた人たちも全員濃厚接触者として自宅待機になっていましたが、2022年3月30日午前0時よりそのルールが変更になりました。
検査陽性者の同行家族のみが濃厚接触者扱いとなるようです。
タイと日本間の出入国規制 まとめ
以上、2022年7月1日以降のタイと日本間の出入国規制についてまとめてみました!
タイと日本の自由な行き来がまた一歩近づいてきましたね!
あと少しのハードルはあるものの、今までの厳しい規制を考えると、かなり緩くなったと思います。
在タイ日本人の方は早く帰国したいだろうし、日本在住の方は早く旅行したいだろうし、待ち遠しいですね。
この出入国制限に関しては、また引き続きウオッチしていきたいと思います。
※2022年9月現在:1バーツ=約3.9円
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