タイ旅行基本情報

【バンコク交通・電車編】BTS(スカイトレイン)を乗りこなそう!ラビットカード情報も!


さ、始まりましたよー!!
これからバンコクでの新生活を迎える方、旅行者の方向けに、バンコクの交通事情を詳しく説明しちゃおうシリーズ!!
バンコクの子育て情報満載のフリーペーパー・ニコラボさんと協力して、提供していきます〜!!
第一弾はバンコク市民の足・BTS(スカイトレイン)について紹介です!!
え?BTSの乗り方くらい知ってるよって?
まあまあ、そう言わずに。案外知らないこともあるかもしれませんよ。順を追って解説していきますね。

BTSの路線

2,000年に開通したバンコク都心部を走る高架鉄道。

タイ路線図WISEファミリーより引用

大きく分けて2つの路線に分かれています。

  1. スクンビット線:南東から北へ伸びる路線。
  2. シーロム線:中心部から南へ伸びる路線。スクンビット線からサイアム駅で乗り換えます。

スクンビットに住む日本人としては、スクンビット線を一番よく使いますね。
住居エリアのプロンポン・トンローやアソーク、大きなショッピングモールのあるチットロムやサイアム駅など毎日のように乗っています。
オフィスの多いシーロムエリアへ行くときには、シーロム線を使うことも。観光客の方も、旧市街エリアへ船で行くときには、サパーンタクシン駅も利用することになるはず。

BTSのチケットの種類

BTSのチケットの種類は3種類あります。

  1. シングルジャーニーチケット:毎回利用するたびに券売機で購入し、改札を出るときに回収されます。
  2. ワンデイパス:購入した日のみ使える乗り放題券。140バーツ(約490円)で購入可。
  3. ラビットカード:ICチップ内臓のカード式チケット。事前にお金をチャージをして使うプリペイド型と、30日間有効の回数券型があります。通常はプリペイド型のものがメジャーです。

旅行者なら1回券でいいかもしれませんが、やはり何日も滞在するならラビットカードを購入するのが便利です。
100バーツの手数料はかかりますが、毎回チケットを買いに並ぶ手間と時間が省けるのは大きいと思います。

2019年2月15日から、ラビットカード購入時にパスポートなどのIDカードによる登録が義務化されました。
現在使用中の未登録のカードはこれまで通り使用することはできますが、次回トップアップ(チャージ)する際にパスポートの提示を求められることになります。
パスポートはコピーでも大丈夫です。

ラビットカードについては、後でもう少し詳しく説明していきますね。

シングルジャーニーチケットの購入方法

それではまず、旅行者の方向けに1回券の購入方法を説明してきます。

各駅に、こんな感じの券売機が置いてあります。こちらコインしか使えないので注意。

プロンポンなどの大きな駅だと、紙幣も使える券売機もあります。

初期表示はかなり大まかなMAPなので、目的地あたりをタッチすると拡大します。
目的の駅を見つけたら、そちらを再度タッチ。

表示された金額を入れていきます。こちらはコインオンリー。
コインが足りないときは、窓口に並んでもチケットが買えます。以前は両替しかできなかったんですけど、便利になりましたね。

これがシングルジャーニーチケットです。

入るときはタッチで、出るときはカードを差込口に入れると回収されてます。

ラビットカードの種類とポイント

さて、お待たせしました!

ここでラビットカードについて、もう少し詳しく説明したいと思います!

こちら、分かりやすく説明すると日本のSuicaやPiTaPaのようなものです。

BTSを利用するごとにポイントが貯まります。ただ、ポイントを貯めるには事前登録が必要なので、是非早めに登録しておきましょう!

ラビットカードの種類


ラビットカードは、200バーツ(約700円)で購入可能です。(購入手数料100バーツとトップアップ100バーツ)
STUDENT(23歳以下の学生)やSENIOR(60歳以上)カードは、特別運賃で乗車することが出来るそう。
時々、限定カードとしてガンダムやムーミンとコラボした可愛いカードを発行するので、既に持っている人でも目が離せません。

入手方法

各BTSの駅にあるチケットオフィスで購入可能。
タイ語なら「ヤーク スー ラビットカード(ラビットカードを買いたい)」と言えばOK。もちろん英語も通じます。

2019年2月15日から、ラビットカード購入時にパスポートなどのIDカードによる登録が義務化されました。
現在使用中の未登録のカードはこれまで通り使用することはできますが、次回トップアップ(チャージ)する際にパスポートの提示を求められることになります。
パスポートはコピーでも大丈夫です。

ポイント登録

HP、もしくはアプリで登録が可能です。

どちらもタイ語・英語対応で日本語は対応していません。ただ案内に従っていけば、そこまで登録は難しくないはず。

ラビットカード裏にある13桁の数字と、Emailアドレス、携帯電話番号などが必要になるので準備しておきましょう。

>> RabbitCard│Register

BTSに乗ったり、ラビットカードを使って買物や飲食をすることでポイントが貯まります。
貯めたポイントは、色々な提携ショップのクーポンと交換することができます。
例えば吉野家やマクドナルド、ネイルサロンのクーポンや、フードパンダの宅配料無料クーポン等々。何と交換できるかは、HP等でチェックしてみてください。
交換するには、BTSサイアム駅構内にあるサービスセンターへ行く必要があります。

ラビットラインペイ

2018年より、タイのモバイル決済Rabbit LINE Payと、ラビットカードを連携させることで、ラビットカードの決済がRabbit LINE Payからできるようになりました。
もっと端的に言うと、ラビットカードのチャージ(トップアップ)をするのに、窓口に並ぶ必要がなくなったということです。
全部、Rabbit LINE Payと紐づけているクレジットカードや銀行口座から決済されるので、めちゃくちゃ便利ですね。
私はまだ窓口チャージをしているので、バンコクの人気ブロガー・サクさんが分かりやすく仕組みや連携方法を記事にしてくれています。

BTSに乗るときのポイント

身長90cm未満の子供の運賃は無料!

BTSには子供料金の設定がありません。
身長が90cm未満の子供は運賃が無料になります。90cmを超えると大人料金になります。
3〜4歳以降は大人料金がかかるって、ちょっとお高い気がしますが、まあ元々の運賃も、日本に比べると安いですもんね。
また、タイのこどもの日(1月の第2土曜)のみ、身長140cm以下の子供は運賃が無料になります。

改札の扉の閉まるスピードが半端ない!

改札の扉が閉まるスピードがハンパなく早いので注意です。

おそらく、バンコクに住むほとんどの方が挟まった経験があるのでは!?

妊婦さんや、小さなお子さん連れの方、荷持の多い方などは、駅員さんにお願いすれば改札脇のゲートを開けてくれるので、積極的に利用しましょう。

私、妊婦時代に股関節を強打して焦りました…。

改札階から地上階までのエレベーターがない駅に注意!


数年前にホーム階と改札階を結ぶエレベーターが全駅に設置され、バンコク在住全子連れファミリーが歓喜の渦に湧きました。
いやもう、それまでは一部の駅にしかなかったんですよ。
で、当時一部の駅だったアソークとサパーンタクシン駅は、なぜかエレベーターを使うときに駅員を呼ばないといけないという無駄足を踏む必要があるのですが。
ただ、改札階と地上階を結ぶエレベーターがないところもあるのが惜しいですね。

ラッシュ時は混みすぎて乗れないことも!

朝のラッシュ時は、混みすぎて、乗るまでに数本電車を見送らないと乗れないこともあるので余裕を持って出発しましょう。

BTSの延伸によって最近特に酷くなりました。

奥の方は絶対余裕があるのに、いつもドアの前だけギュウギュウになるのをやめてほしい…。

飲食物の持ち込みに注意!

BTS内では飲食物の持ち込み禁止。もちろん飲食禁止です。
ペットボトルや水筒などはOKですが、プラスチック容器に入ったドリンクなどは改札で没収されます。
また、ドリアンも禁止!!東南アジアならではの禁止事項ですね笑

BTS車内は上着必須

BTS車内は、エアコンがかなり効いています。
私は最近暑がりのせいかノースリでも全然気になりませんが、やっぱり日本から来た友達などは冷えるようで、薄手のカーディガンやパーカーを着ていました。
乗車時間が長い方は、一応上着を持っておいた方がいいでしょう。

まとめ

以上、BTSの乗り方について解説してみました!

毎日のように利用しているBTSも、なかなか奥が深いですね。

安全・快適に目的地まで連れて行ってくれるBTS、どんどん利用していきましょうヾ(´∀`)ノ

https://www.bangkok-pukuko.com/entry/mrt-bangkok
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※2022年9月現在:1バーツ=約3.9円
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