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海外在住者にとって日本は免税天国!手続きまとめと実際に利用してみて気付いたこと

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記事公開日:2016年5月10日 記事更新日:2018年1月20日 

日本に一時帰国した際には、海外在住者の利点をフル活用して、免税でめっちゃ買い物をしました!

日本の街中って、どこも免税店で溢れかえってますね。最近増えてきたのか、自分が海外在住者だから気づくようになったのかは不明ですが、免税手続可能なお店が本当に多く、かなりお得に買い物することができました。

今回は、海外在住者が日本で免税を受けて買い物する方法・注意点を書いてみたいと思います。

 

免税の対象者は?

日本人で免税の対象になるための条件はこちらです。

  1. 外国にある事務所(日本法人の海外支店等、現地法人、駐在員事務所及び国際機関を含む)に勤務する目的で出国し外国に滞在する者
  2. 2年以上外国に滞在する目的で出国し外国に滞在する者
  3. ①及び②に掲げる者のほか、日本出国後、外国に2年以上滞在するに至った者
  4. ①から③までに掲げる者で、事務連絡、休暇等のため一時帰国し、その滞在期間が6か月未満の者
    免税店とは|消費税免税店サイト

2年以上外国に滞在する「目的」の人も対象ですので、駐在で海外に出ている方なら、上記のうちどれかには当てはまるのではないかと思います。

 

免税の対象商品は?

免税の対象となる商品にも制限があります。

通常生活の用に供される物品(一般物品、消耗品)であること。

非居住者が事業用又は販売用として購入することが明らかな場合は、
免税販売対象外になります。

一般物品

・1人の非居住者に対して同じ店舗における1日の販売合計額が5千円以上。

・販売合計額が100万円を超える場合には、旅券等の写しを経営する事業者の納税地又は販売場の所在地に保存すること。

消耗品

・1人の非居住者に対して同じ店舗における1日の販売合計額が5千円以上、50万円までの範囲内であること。

・非居住者は、消耗品を購入した日から30 日以内に輸出する旨を誓約すること。

・消費されないように指定された方法による包装がされていること。
免税店とは|消費税免税店サイト

2016年5月1日より、免税対象となる一般物品の最低販売合計額が、10,000円から5,000円に引き下げられました。訪日外国人旅行者の購買意欲を高める政策だそうです。

あとは当たり前ですけど、これらの商品を「免税店」の許可を得たお店で購入することが重要です!!

 

免税手続方法

買物時

免税対象店でパスポートを持って買い物をします。

免税対象レジで会計をするお店もあれば、通常レジで会計してから別のカウンターで払い戻しを受けるお店もあり、店員さんに都度聞いてみるようにしましょう。手続後に購入レシートをパスポートにホッチキスで貼り付けられます。

帰国時

空港の税関(関空では手荷物検査後、イミグレ手前にありました。)で、レシートを貼付したパスポートと、購入商品を見せます。買った商品は手荷物で持って入らないといけないので、注意が必要です!!

 

実際に免税手続で買い物してみた

私は、今回の一時帰国でかなり免税手続を受けました。

● 使ったお店 → アップル、ヨドバシカメラ、ユニクロ、JINS(メガネ)、アウトレット、ダイコクドラッグ

書いてみると、かなり多いですね^^;本当はイオンでも使えるので日本の食材ストックも買って帰りたかったんですが、今回は諦めました。買った商品は手荷物で持っていかないといけないので、食材まで入れると持ちきれなかったんです。

 

免税手続をしてみて気づいたこと

● 店員さんは、日本への一時帰国時の入国スタンプしか見ていない

海外への在留証明としてビザの提示を求められるかなと思っていたんですけど、どこのお店でも求められませんでした。

 

● 帰国時には自動化ゲートを通ったらダメ

上記でも書いたように、帰国時のスタンプが最重要です。これがないと免税手続きが受けられませんので、スタンプの押されない自動化ゲートは通らないようにしましょう。

 

● 免税手続には、あまり時間はかからない

輸出免税品購入記録票を作ってもらわないといけないと書いてあるんで、かなり時間がかかるのかなあと思っていたんですけど、どこのお店でも通常購入時プラス5〜10分程の時間で買い物することができました。向こうも慣れているんでしょうね。

 

● 買った商品を自国に戻るまで開けずに我慢する忍耐が必要

当然ですが、免税品は自国で使うことを目的にしているので、日本国内で使用することはできません。日用品なら我慢できるんですが、今回アップルでiPhoneやMacBook Airを購入したので、梱包を開けたい衝動に駆られて大変でした。

※ 2018年1月20日追記 ↓

「消耗品」は開封不可ですが、「一般物品」は開封も使用もOKでした。コメントで指摘をもらいました。ですので、iPhoneやMacBookも使ってよかったようです。大変失礼いたしました。

 

● 液体のものはスーツケースに入れておく

基本的には、スーツケースを預けた後に税関があるので、対象商品は手荷物にして持って行く必要があるのですが、液体のものは税関前の手荷物検査で取り上げられます。

ですので、ダイコクドラッグで買った商品(化粧水や洗顔料、シャンプー等)は、ほとんどスーツケースに入れることになりました。手荷物が減ってラッキー!

 

● 税関のチェックがさらっとしすぎていて不安になる

上記の手荷物で持ってない商品のこととか、色々聞かれるのかなあとドキドキしていましたが、ほとんど商品を見ることなく終了しました。

パスポートを見て、机の上に置いた荷物を一瞥されただけ。え?荷物ちゃんと見てませんよね?これで大丈夫なんですか?もし日本国内で商品を使ってたとしても、分からなくないですか?

 

まとめ

日本に一時帰国した時に見かけるとテンションの上がるものの一つに「TAX FREE」の文字が加わりました(笑)

海外在住者は、パスポートさえ持っていれば気軽に買い物できるので是非活用してみてください! 

※2022年9月現在:1バーツ=約3.9円
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