バンコクはとても広いタイの首都。その交通手段も様々です。
この記事では、バンコクを効率よく移動するための交通手段をひとつずつ紹介していきたいと思います。
スワンナプーム国際空港からバンコク市内までの交通手段については、こちらです。
電車
バンコクには、様々な種類の電車が走っています。
- BTS=スカイトレイン(高架鉄道)
- MRT=地下鉄
- ARL=エアポートリンク(スワンナプーム空港へアクセス可)
- SRT=都市鉄道(ドンムアン空港へアクセス可)
- タイ国鉄=列車
バンコク内での移動は、BTSとMRTがメイン。
空港に行くときはエアポートリンクやSRTを使います。
タイ国鉄を使うと、アユタヤやチェンマイなどにも行けちゃいます。
BTS(スカイトレイン)
スクンビット線とシーロム線に分かれていて、バンコクの各地へ短時間で移動することができます。
渋滞の多いバンコクでは、移動時間を読みやすいBTSは、やっぱり便利。
BTSの乗り方や、チケットの種類、乗車の際の注意点などは以下の記事からご覧いただけます。
MRT(地下鉄)
ブルーラインとパープルラインに分かれていますが、旅行者でもタイ居住者でも、パープルラインに乗ることはほぼないかと思います。
ブルーラインは、シーロム駅・スクンビット駅・チャトチャック公園駅でBTSの駅とも連絡しているので使う機会も多いはず。
MRTを使うと王宮方面や大使館、夜景が綺麗なラチャダーのナイトマーケットに行くのが便利に行けますよ〜!
ARL(エアポートリンク)
エアポートリンクは、スワンナプーム国際空港から市内まで一本で出ることができます。
電車のアクセスがいいのは、A8のパヤタイ駅(BTSスクンビット線)、またはA6のマッカサン駅(BTSアソーク駅まで地下鉄で1駅)です。
パヤタイ駅まで電車で約30分、料金は45バーツです。
エアポートリンクは、スワンナプーム空港の地下1階に乗り場があります。
券売機で目的地までのチケットを購入。チケット代わりになるのは、このコイン型のトークンです。
SRT
タイ王国首都バンコクの中心部と、その北部にあるパトゥムターニー県を結ぶ鉄道路線。
南北方向に延びる当ダークレッドライン、東西方向に延びるライトレッドラインを総称してレッドラインと呼ばれています。
このレッドラインを使うと、バンコク市内からドンムアン空港へとアクセスできます。
列車
タイの列車を利用すると、アユタヤやカンチャナブリ、チェンマイと様々な場所へ行くことができます。
そのハブ駅でもあるフアランポーン駅は、バンコクの玄関口として100年以上にわたり愛されてきましたが、2021年12月で閉鎖されると報道。
ただし、2023年現在でも毎日列車は運行しています。
近く、その機能はバンスー中央駅に移管する予定です。
タクシー
タクシーに乗れるようになると、行動範囲がかなり広がります!!
一部観光地などでは、メーターを使わず、高額な運賃をふっかけてくるタクシーもいますが、通常のタクシーは以前より優しい運転手が増えたような気がしています。
以下の記事では、タクシーの乗り方や、乗車中に使えるタイ語について紹介しています。
とはいえ、タクシーに乗るにはタイ語を話せないとハードルが高いので、そんなときはタクシー配車アプリを使うと便利です。
タイでは配車アプリだけでも様々な種類があります。
- Grab:定番タクシー配車アプリ
- Bolt:Grabよりも安価なタクシー配車アプリ
- inDrive:乗客が運賃を決める変わった配車アプリ
- CABB:車内が広く清潔感のある高級配車アプリ
- MuvMi:トゥクトゥクを呼べる配車アプリ
アプリ上で目的地を入力して車を呼ぶと、あとは何も話さずとも連れて行ってくれます。
旅行時には欠かせないアプリです。事前にダウンロードしておくことをオススメします。
シーロー(四輪車)
スクンビットエリア(プロンポンやトンローなど)を移動する際に便利なのが、在タイ日本人に人気のシーロー。
運転手はこのエリアのことを知り尽くしており、目印のアパートやお店を告げると連れて行ってくれます。
乗車料金の目安などは以下の記事を参考にしてください。
トゥクトゥク
タイでの乗り物として人気の高いトゥクトゥクですが、運賃がタクシーなどより高いので、普段の生活ではあまり使いません。
日本から友達が来たときなどに、旅気分を味わうためにアトラクション感覚で乗ったりします。
最近ではトゥクトゥク配車アプリが普及してきたことにより、以前よりも安価で清潔に利用しやすくなりました。
以前はトゥクトゥクといえば王宮方面だけで乗るイメージでしたが、こちらのアプリMuvmiを使えばスクンビットでも利用可能です。
バス
まさにバンコク中を縦横無尽に走っているのがバス!!
うまくバスを使いこなせるようになると、どこにでも安く移動することができます。ただし渋滞に捕まらなければ…ですが。
乗り方や、目的のバスルートを検索するための便利アプリなどについて紹介しています。
トンローの赤バスも便利ですよ!
バイクタクシー(モーターサイ)
オレンジ色のベストを来て、主要ポイントに待機しているバイクタクシー(モーターサイ)
渋滞が多いバンコクにおいて、車の間をすり抜けて行けるバイタクは、とっても便利な存在。
ただし事故などの話も聞くので、乗るときには気をつけてくださいね。
船
バンコクで船といえば、最初に思いつくのがチャオプラヤ川を行き来するボートでしょうか。
主要な観光地に行けるチャオプラヤー川のボートは、大きく分けると2種類あります。
- Hop On Hop Off Boat:チャオプラヤー川の定番の観光地のみに停まるツーリストボート
- チャオプラヤーエクスプレス:主に通勤用やバンコク在住者の移動手段として利用される、サトーンとノンタブリー間を行き来する水上ボート
もうひとつはセンセープ運河を行き来するボート。
スクンビットあたりに住んでる方なら、トンロー通りの奥、soi49の近く、フジスーパー2号店の近く、木タラのやってるシーナカリンウィロート大学の近く、MRTペチャブリー駅の近くに船着き場があります。
プラチナムショッピングモールの他、ジム・トンプソンの家や、カオサン方面、王宮へも行けちゃいますよ。
まとめ
以上、バンコクの交通手段についてまとめてみました。
こうやって見てみると、日本よりも交通手段の選択肢が多いような気がします。
私はタイに来た当初、色々な乗り物にチャレンジするのが怖くて、いつもBTSで行けるところばかりに行っていました。
でも、タクシーやバスなどの乗り物に乗れるようになると、グンと行動範囲が広がって、バンコクの散策が楽しくなっていきましたね。
是非、色々チャレンジしてみてくださいヾ(´∀`)ノ
※2022年9月現在:1バーツ=約3.9円
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