こんにちは!Sunnysideです。夫と2人の子どもたちとタイ国内を色々と巡っています。
今回はタイ最東端の郡であるウボンラーチャタニー県の「コーンチアム」というエリアについて紹介します。
突然ですがここでクイズです!タイの東西南北の一番果ての場所は、それぞれどこにあるでしょうか?
比較的有名なのは、チェンライにあるタイ最北端の街「メーサイ」でしょうか。
残りの東・西・南の地点は、それぞれ「ザ・山の中!」という場所にあり、よほどこだわりのある人以外まず行く機会はないかと思います。
そのうちの一つ、タイの最東端は、今回ご紹介するウボンラーチャタニー県のコーンチアムという郡にあります。
さすがに最東端ポイントは子連れで行くのは難しく断念。
コーンチアム郡には、先史時代の壁画がある国立公園や、タイ最大の銅鑼があるお寺など、見どころが沢山あります。
聞きなれない地域だと思いますが、ちょっとでも魅力が伝わる様にご紹介していきますね。
ウボンラーチャタニー県コーンチアム郡の場所と行き方
コーンチアム郡は、タイ東北部(南イサーン地方)のウボンラーチャタニー県東部にあります。
メコン川を隔てて東はラオス、南はカンボジアに接しています。
バンコクからウボンラーチャタニーへの移動は以下の方法があります。
- 飛行機で行く:スワンナプーム空港又はドンムアン空港からウボンラーチャタニー空港(所要時間約1時間10分)
- 長距離バスでバンコク北バスターミナルから行く(所要時間約10時間)
- 特急列車でフアランポーン駅から行く(所要時間約10時間半)
また、コーンチアム郡はウボンラーチャタニー市内から車で1時間半程度かかります。
レンタカーか、空港にタクシーが出入りしていますので、タクシーをチャーターするのが楽かと思います。
ウボンラーチャタニー市内のお出かけスポットは以下の記事を参考にしてみてください。
ウボンラーチャタニー県コーンチアム郡の観光おすすめスポット
コーンチアム群の見どころを紹介していきますね。
今回ご紹介するスポットの位置関係はこちら。「ワット・シリントーンワララーム・プープラオ」だけ、地図におさまっていません
① 先史時代の壁画が見どころ「パー・テーム国立公園」
パー・テーム国立公園は、コーンチアム郡を代表する国立公園。
メコン川に臨む豊かな自然もさることながら、断崖絶壁に描かれた先史時代の壁画をトレッキングで見ることができる場所としても有名です。
ビジターセンターからはメコン川と対岸のラオスが一望できるスポットがあります。
トレッキングコースは全長約4km。
先史時代の壁画のスポットはトレッキングコースのうち4か所に点在しています。
- ポイント① 魚
- ポイント② 象や亀、魚や魚を獲るための道具など
- ポイント③ 手形
- ポイント④ スカートをはいた女性?
子供連れの場合など、全部まわる自信がないという方は、一番壁画が多いポイント②の場所まで往復するのがおススメです。
- パー・テーム国立公園は基本的に暑い!回るなら早朝から午前中がオススメ
- 水筒や帽子など、暑さ対策をしっかりと。帽子はビジターセンターにも売ってます
- 起伏が激しいので歩きやすい服装で
断崖の横を歩いていきます。結構ワクワクするトレッキングルート。
ポイント②に描かれた壁画の再現図。
象や亀、魚などが描かれています。古代人の絵、ちょっとコミカルで愛嬌がありません?
右側にある人型と思われる絵、頭の形が逆三角なのが不思議。
タイの古代人にとっても、象は重要な存在だったんだなと分かって感慨深い
実際の壁画。亀さんが中央にいます。
ここの壁画に描かれた絵が妙に気に入ってしまい、壁画Tシャツを買ったSunnyside
国立公園に入ってすぐの場所にある、自然にできた奇岩のスポットも見どころなので忘れず寄りましょう。
② 可愛い綿の雑貨がいっぱい「Tohsang Cotton Village」
Tohsang Cotton Villageは、綿雑貨の制作過程が見られる場所です。綿花を糸にしたり染色したりする過程が見学できる他、ワークショップも開催されるとのことです。
お土産屋やカフェも併設されています。
私たちが訪れたのは夕方だったので、お土産屋さんに立ち寄りました。
建物の入り口で手仕事をしている職人さんが。
機織りをしている様子を見せてくれないかとお願いしたら、快諾してくれました。
こちらで販売されている商品は、タイの民族工芸というより、外国人にも受けそうな色合いのものが多い印象を受けました。お土産にとてもおススメです。
トゥンと呼ばれるタイの伝統的な六角形の旗飾り。とっても可愛い!
Tohsang Cotton Village 施設詳細
地図 | Googleマップで開く |
営業時間 | 8時〜18時 |
Webサイト | HP・Facebook・Instagram |
③ 二色の川が交わる場所「メーナムソンシー」
コーンチアムには、ラオスと国境を隔てるメコン川と、ナコーンラーチャシマー県を源流とするムン川の合流地点があります。
それがこのメーナムソンシー(แม่น้ำสองสี)、タイ語で「二色の川」を意味する地点です。
泥を含んで濁った色のメコン川に比べ、ムン川は泥の成分が少なく青みがかった色をしているので、合流地点では、二色の川が交わるグラデーションを見ることができます。
確かに二色に見え…なくもない?右側が茶色だよ!
色の違いが出やすいのは雨季(6月から9月)とのこと。この看板みたいにくっきりと違っていると見ごたえありそうですね!
ワット・コーンチアムというお寺もありました。
④ タイ最大の銅鑼「ワット・タムクーハ サワン」
タイのお寺には銅鑼を見かけることがよくありますが、タイで最も大きな銅鑼がおかれているのが、実はこのワット タム クーハサワンです。
銅鑼の下に子供たちがいます。比べてみると、銅鑼がいかに大きいのか分かりますね。
銅鑼にはASEAN諸国の国旗が描かれていて、とても色鮮やかです。
思ってたのより遥かに大きくて、正直びっくり!
お寺もあり、裏手の高台に登ると先ほどのメーナムソンシー(二色の川)が見える展望スポットがあるらしいのですが、とにかく銅鑼のインパクトが強くて見逃してしまいました。
⑤ 滝の洞窟「ワット・タム ヘーオ シンチャイ」
ワット タム クーハサワンのすぐ近くに、崖の地形を活かして作られたお寺があります。
Google Mapのポイントは普通に山の中という感じで、「ホントにお寺あるんかいな」と思ったのですが、看板があったので信じて山道をおりてみました。
10分程で崖のお寺にたどり着きました。どこまでが自然のままの造形なのかわかりませんが、崖が大きく削られて隠れ寺院の様になっており、格好いい。
そしてお寺側から確かに滝を見ることができました!
乾季だったので、滝というかちょろちょろっと水が落ちている程度ですが。雨季になるともっと水量が増えるそうです。
滝を裏から見るって探検感あってワクワク
⑥ 夜に光る幻想的なお寺「ワット・シリントーンワララーム・プープラオ」
ワット・シリントーンワララーム・プープラオは、コーンチアム郡から少し南に行った場所にあります。
なかなかアクセスが悪いのですが、夕方から夜にかけて光が浮かび上がるお寺として、ウボンラーチャタニー県で非常に有名になりました。
旅行するときは是非訪れてほしいお寺です。
こちらの記事で詳しく紹介しています。
【宿】メコン川を臨むホテル「トーセンコーンチアムリゾート」
コーンチアムのメコン川流域のお宿の中で、貴重なホテルタイプがあったので宿泊してみました。
メコン川を見ながら屋外で食事が出来る作りになっています。先ほど紹介した「Tohsang Cotton village」が右端にあります。
プール付き。東の果てまで来て入るプールもオツです。
部屋もとても綺麗で、バルコニーからはメコン川が見えました。
早朝、ホテルから川岸まで散歩することができます。
あちこち見て回って疲れていたので、綺麗で快適なお宿はありがたかったです。
\このホテルの宿泊料金をチェック/
地図 | GoogleMAPで開く |
電話 | 045-351-174 |
Webサイト | HP・Facebook・Instagram |
よりメコン川のほとりを味わうという意味では、小さめのお宿も素敵だなと思います。こちらは泊まってみたかったお宿です。
地図 | GoogleMAPで開く |
電話 | 093-321-9889 |
Webサイト | HP・Facebook・Instagram |
ウボンラーチャタニー県コーンチアム郡の観光おすすめスポット まとめ
以上、ウボンラーチャタニー県のコーンチアム郡の見どころについてまとめてみました。
コーンチアム郡はウボンラーチャタニー空港から1時間半で行けますが、ウボンラーチャタニー市内にも見どころがありますので、連休だと回りやすいかもしれませんね。
メコン川の雄大な景色に癒されつつ、トレッキングもしたい!という方にお勧めです。
※2022年9月現在:1バーツ=約3.9円
※当サイトでは一部記事内に広告を掲載しています。