こんにちは!Sunnysideです。
タイ旅とバンコク街歩きが大好きで、夫と2人の子どもたちとタイ国内を色々と巡り、77県中76県を訪れました。
今回は、ウタイタニー県の見どころについて紹介します。
ウタイタニー県は、西部がカンチャナブリー県と接しており、手つかずの自然に恵まれた地域です。多くの野生保護地区などを有しています。
今回訪れたのは市内だけですが、旧市街のサケー運河(サケークラン)付近は、景観が非常に美しく印象的でした。
また、クリスタル寺として有名なワット・マイチャンタラームなど、文化的な魅力もたくさんありますよ。
【クリスタル寺院】ワット・マイチャンタラーム
ウタイターニー県で最も人気のお寺は、クリスタルの装飾で有名な、ワット・マイチャンタラーム(ワット・タースン)です。
バンコクからも日帰りでツアーが開催されるほど、訪れる観光客が多いお寺です。
こちらのお寺は、珍しくお昼に参拝できない時間帯が設けられているので、訪れる際は時間に留意しましょう。
夕方も早く閉まるので要注意!
堂内は、ラーマ9世の時に大規模な改修が行われ、柱やシャンデリアがクリスタルやガラスでモザイク模様に装飾されています。
床が光を反射し、天井も鏡なので、ファンタジー世界の宮殿にでも来たような絢爛さです。仏教寺院であることを忘れてしまいそう。
お供え物もキラキラしています。お値段もキラキラです。
モザイク模様が光を何倍にも拡散するので、目を細めてしまうほどの煌びやかさ。
これだけ絢爛さにこだわったお寺の割にトイレは普通だったので、少しこちらにも予算を割いたらいいのになーと個人的に思いました。
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参拝時間 | 9:00〜11:45 14:00〜16:00 |
【ゴールデンキャッスル】プラサートトーンカム
クリスタルお寺のすぐ近くに、ゴールデンキャッスル(プラサートトーンカム)というキンピカの建物がありました。
こちらの建物内は、柱から天井まで金色で埋め尽くされています。
高級デパートの様なガラス貼りのショーケースの中には、金の仏像がたくさん。
美しいお顔の像もたくさん所蔵されているので、美術館の様に楽しむこともできます。
そして最大のハイライトが、3階部分にある、きんぴか仏像が一杯の鏡の間。
棚の背面も上部も鏡のため、仏像のどこまでが本物でどこからが虚像かわからなくなるほど。
きんぴか仏像で埋め尽くされた異空間の様な光景を見ることができます。
なかなか他の場所では見られない光景かと思いますので、クリスタルのワット・マイチャンタラームとあわせて訪れるのがオススメ。
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【市内を一望する丘】ワット・サンカットラタナキリ
何重もの層が重なった屋根があるお堂が特徴的です。
タイで時々みかける布袋様みたいな、ふくよかなお方の像がありました。
この方、タイでプラ・サンガッジャーイと呼ばれる、迦旃延(かせんねん)という釈迦の十大弟子さんの一人だそうです。
由来はわからないけど、おへそに開いている穴に投げたコインが入ると、いいことあるらしいよ
お寺から見るウタイターニーの市内。朝から清々しい気持ちになりました。
私たちは車で丘の上まで登ってしまったのですが、本来の表参道は、449段の階段をあがって参拝するようです。
この449段の階段は、旧暦11月の出安居(オークパンサー)の時に、修行を終えたお坊さんが列をなして階段を下りてくる行事が有名だそうです。
タイ各地で重要な仏教行事が開催されるオークパンサーは、残念ながら平日で、地方に行くのが難しい。祝日だったらいいのに~
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【旧市街の托鉢】サケークラン市場
ウタイターニー県の旧市街にあるサケー運河(サケークラン)では、運河沿いで托鉢が行われるという情報を知り、朝早くから旧市街に行ってみました。
訪れたウタイターニー旧市街は、紫を基調にした建物が並んでいて、とんでもなく可愛い!
予想もしていなかった街並みも可愛らしさに朝からテンションMax!
週末の朝だからでしょうか。サケークランの青空市場は朝から大勢の地元の人でにぎわっていました。
タイの市場(タラート)は屋外が当たり前ですが、屋台が少ないためか、より青空市場感がありました。
朝から涼を求めてタイルの上で寝そべる犬たち。
屋台ではカラフルな傘も使用されていて、これも彩りを添えていました。
6時45分頃、運河の桟橋に手漕ぎのボートに乗ったお坊さんがやってきました。
参拝客の多い托鉢が行われる場所では、いわゆる「これを買って渡してね」という托鉢セットのようなものが売られていることが多いのですが、ここではそういったものは売られていませんでした。完全に地元向けだからかもしれません。
「自由に買っていい」という托鉢は初めてで少し戸惑いましたが、どんなものをお渡しするといいのかな、と思案しながら買うのは新鮮で楽しかったです。
お花と、おいしそうなぶっかけご飯とお菓子を袋に入れて、お渡しすることにしました。
桟橋で、無事托鉢をすることができました。
ウタイターニー旧市街の朝は、カラフルでとても美しかったです!
次は絶対旧市街に泊まってみたい!
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時間 | 托鉢は早朝 |
チャオプラヤー川辺でのご飯
今回の旅のコンセプトは、チャオプラヤー川を上流に上っていくことだったので、この日のご飯はウタイターニー県まで北上して、河原のレストランでご飯を食べようと思っていました。
チャオプラヤー川の岸すぐそばに座席があるので、風通しが良く涼しいです。
この辺りは道路も整備されており、意外にもサイクリングロードになっていました。
自転車でチャオプラヤー川沿いをずっと走っていくの、めちゃくちゃ気持ちよさそう
ここでのリフレッシュを楽しみにしていたのですが、突如見たこともないような暗雲が立ち込めてきて、あっという間に土砂降りに見舞われました。
帰路が倒木で通れないという事態になってしまい、やむを得ずご飯は宿に持って帰って帰りました。
なんとかお宿に到着。タイのスコールはやっぱり激しいですね。
チャオプラヤー川ご飯、食べたかったなあ
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営業時間 | 10:00〜19:00 |
まとめ
ウタイタニー県は、訪れるまではクリスタル寺しか知らなかったのですが、旧市街の雰囲気はタイ中部で抜群に美しく、散歩のし甲斐がありました。
また、早朝に運河からボートで現れるお坊さんとの托鉢も、とても素敵な体験でした。
バンコクから日帰りでも行くことができますが、ウタイターニー県は是非泊まりで訪れてみて欲しい場所です。
※2022年9月現在:1バーツ=約3.9円
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