2020年10月1日、チャオプラヤ川沿いに新たにオープンした「Capella Bangkok Hotel(カペラ バンコク)」。
シンガポールから来た五ツ星ホテルで、上海やシドニー、モルディブなど世界中に系れるホテルが存在します。2025年には北海道のニセコにも進出予定なんだとか。
そんなCapellaでは10月24日からアフタヌーンティーメニューが誕生しました!
その記念すべきオープン日に招待していただいたので、しっかりとCapellaのアフタヌーンティーの魅了、そしてホテル全体の素晴らしさを紹介したいと思います。
Capellaのアフタヌーンティーは、数々の名だたる賞を受賞したシェフパティシエ、シルヴァン・コンスタン氏が手がけたものなので、相当期待が膨らみます!
そしてその期待を堂々と超えてくる、素晴らしいアフタヌーンティーでした!
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Capella Bangkok(カペラ バンコク)行き方
カペラバンコクがあるのは、チャオプラヤー川のリバーサイド。アイコンサイアムなどのあるサパーンタクシン駅北側とは反対側の南側。
ちょうど先日再オープンしたばかりのアジアティーク側ですね。
BTSサパーンタクシン駅からシャトルボートが出ています。行きも帰りも予約制です。
宿泊や食事の予約時に一緒に問い合わせしておいた方がベターです。
最寄りのサパーンタクシン駅から徒歩だと15分ほどかかります。車で行くのがオススメ。
フォーシーズンズホテルと同じ敷地内なので最初ビックリしましたが、中でエントランスが分かれていました。(ちなみにシャトルボートの船着き場も同じです)
Capella Bangkok(カペラ バンコク)アフタヌーンティー概要
それでは、カペラのアフタヌーンティーの概要について紹介していきます。
値段
カペラには2種類のアフタヌーンティーがあります。
- Capella Signature High Tea:1,500バーツ++/人(約5,970円)
- Capella Signature High Tea & Champagne:2,500バーツ++/人(約9,950円)
正直、少し高いな…という印象でしたが、実際に食べてみてその考えが覆りました!
時間
12:00〜18:00
週末も含め毎日提供されています。
予約
予約はメールか電話から。
- 電話:02-098-3888
- メール:tealounge.bangkok@capellahotels.com
英語かタイ語での問い合わせとなります。
会場
アフタヌーンティーの会場は、1階のTea Loungeです。車で行く場合、エントランスを入ってすぐの場所。予約の名前を言うとすぐに席へ通してくれました。
私と娘の2人だけの予約にも関わらず、こんな大きなソファ席に通していただき恐縮です。
子連れ・赤ちゃん連れもウェルカムとおっしゃっていただき、Capellaの懐の深さを感じます。
奥に見えるのは睡蓮の咲く池とガーデン。土曜の昼下がりには、アーティストによる演奏も。
静かなティーラウンジに軽やかなメロディが響き渡り、優雅な気持ちになれました。
ティーラウンジで受け入れられるゲストは最大20組ですので、要予約です。
Capella Bangkok(カペラ バンコク)アフタヌーンティー内容
冒頭にも述べましたが、カペラのアフタヌーンティーを手がけるのは、数々の賞の受賞歴を持つシルヴァン・コンスタン氏。
彼は、以前フランスの「Dior des Lices」や、東京のミシュラン二ツ星レストラン「ベージュ アラン・デュカス 東京」でパティシエを手がけていた方です。
アラン・デュカスは私でも知っているフレンチの名店中の名店。タイにもアイコンサイアム内に系列店・Blue by Alain Ducasseがありますよね。
まずはお茶から。トロリーで運ばれてきたのは、たくさんの茶葉とハーブ。
茶葉は、タイ北部や中国南部の厳選されたオーガニックのもので、ブラック、ホワイト、グリーン、烏龍茶の品種を選択します。
そしてそこに加えるのは、タイの新鮮なハーブや柑橘類。
カペラではアジアのお茶文化に注目し、アジアのお茶文化と、フランスの最高のパティスリーの融合を目指しているんです。
茶葉を選択したら、その場で砂時計をセットしてくれ、お茶が入るのを待ちます。お茶が出てくるまでの時間を楽しむことができる演出、素敵です。
ハーブを入れればいいのに、つい安全パイなレモンを選択してしまった自分の保守性よ。
シャンパン付きのコースでは、ヨーロッパ最大のワイン生産者のひとつであるフランスのヴランケン・ポメリー社がカペラのために作ったオリジナルのシャンパンをいただくことができます。
用意されていた2本の中から、ロゼをチョイス。
これを最高と言わずしてなんと言いましょうか。
お茶とお酒を楽しんでいると、アフタヌーンティー最初のセイボリーが運ばれてきました。
セイボリーは3種類。見た目からしてなんて美しい!
ウニと白トリュフのロワイヤル。中には蟹の身も入っています。飾られている花はエディブルフラワーになっており、卵の殻以外はすべて食べられます。
こちらは鰻とそばのフィンガーサンド。なんと使われているのは柚子ソース。
三品目はフォアグラパール。貝をイメージしたお皿で、パール感を増しています。
中はフォアグラとピスタチオ、そして梅干しソース!
このラインナップを見ても分かりますが、どの料理にも全て和のエッセンスが入っているんですね。これはやはり、東京で腕を奮っていたシルヴァン氏ならではですよね。
そして、どれも本当に美味しい。アフタヌーンティーを食べに来たはずなのに、高級フレンチでアミューズを食べているような感覚になります。
セイボリーを堪能した後は、手作りのスコーン。
スコーンはプレーンと、オレンジピールの2種類が用意されています。どちらかというと、しっとり系で、そのまま食べても美味しい。
添えられたのは、手前からポメロ&スパイスジャム、レモンジンジャーマーマレード、クロテッドクリーム。
どれも美味しかったけど、私はレモンジンジャーのマーマレードがとても好みでした。このジャム、持って帰りたいくらい!
スコーンを楽しんでいると、デザートトロリーが運ばれてきました!しかも運んでいるのはシルヴァン氏!
シルヴァン氏自ら、7種類のデザートを紹介してくれます。
- チョコレート&アールグレイケーキ
- ハニー、ピンクグアバ&ベルガモットのルリジューズ
- グレープフルーツチーズケーキ
- シトラスモンブラン
- エキゾチックフルーツ&ライムマカロン
- レモン&ヘーゼルナッツのパリ・ブレスト
- レモンミントババ
本当どれも美味しそうすぎて、選ぶのが大変でした!
ミニサイズにして7つ全部食べさせるんじゃなくて、通常ポーションで3つ選ばせるっていうのが、再訪したくなる演出で憎いですね〜!!
はう〜!もったいなくて食べれない…!いや、食べるけど。
まず選んだのは、シトラスモンブラン。「日本人はモンブランが好きだよね」ってシルヴァン氏にも笑われちゃいました。
モンブランクリームも、シトラスの酸味が加わるからかすごく軽くてさっぱり。上のメレンゲが反対向きに置かれているも、きっと何か意味があるんだろうな。
チョコレート&アールグレイケーキ。もう絶対美味しいやつじゃないですか。口の中でチョコレートがとろけるー!!これとシャンパンが合うこと合うこと!
私、柑橘系のさっぱりしたデザートが大好きなので、今回も一番好きだったのはこのピンクグアバ&ベルガモットのルリジューズ。
ピンクグアバでフランスの伝統菓子でるルリジューズを作るとこうなるんだなあと。グアバって酸味と少し苦味があるんですけど、それが大人の味って雰囲気で好き。
本来なら3つだけのはずなんですが、横に娘がいるのを見て、もうひとつ取っていいよとオマケでいただいたのが、グレープフルーツチーズケーキ。
チーズケーキとは思えぬコロンとしたフォルムが可愛らしいです。
更に、「お嬢さんは苺は好き?」と聞かれ、「一番好きなフルーツです」と答えたら、キッチンから持ってきてくださったのが、こちらの苺のタルト。
このタルトね、私が今まで食べてきたタルトの中で一、二を争う美味しさ!!ピスタチオの食感が最高で、これもっと食べたい…!
こんな美しいケーキを、シェフ自らカットし、サーブしてくれて、娘はなんて幸せものなんだ!!
美味しいケーキを堪能しつつ、シャンパンと紅茶を交互に飲む。なんて贅沢な昼下がりなんでしょうか。
私の中で、これは確実にバンコクNo1アフタヌーンティーです。
私、アフタヌーンティーに来てもスイーツばかり食べてると、舌も胃もしんどくなってきて大抵残すんですけど、カペラのスイーツは全部美味しく食べられました。
そしてセイボリーは、どのアフタヌーンティーよりも素晴らしく美味しかった!!
今回はシトラスがテーマでしたが、季節ごとに変わるそう。違うテーマでもまたいただいてみたいです。
Capella Bangkok(カペラ バンコク)てくてくガーデン散歩
アフタヌーンティーのあとは、娘とホテル内をお散歩。
カペラは10月1日にオープンしたばかりのホテルなので、もちろんどこを歩いても綺麗で美しい。
チャオプラヤー川をのぞむ広々としたガーデン。ここは、船着き場にも繋がっています。
ガーデンの脇には、いくつかのテーブル席。人通りのあるガーデンではあるものの、植栽でうまく隠れていて、他人の目線が気になりません。
ここはチャオプラヤー川が見える場所にあるレストラン。きっとここで朝食をいただくのかな。
雄大なチャオプラヤー川。決して水は綺麗ではないのに、ここに来ると気持ちが洗われる。バンコク住民のパワースポットですね。
ヴィラへ続く廊下。
こちらはプール。奥に見えるのはチャオプラヤー川です。
手前部分が浅くなっているので、小さい子どもが安全に水遊びできるので、こういうのがあるのとないのとでは全然違いますね。
フロントロビーもソファ席中心。洗練されたインテリアの中、窓の外に見える緑が気持ちいいです。
ロビーを通りかかると、ブアローイを作っていました。
たまたま通りかかっただけの私達に、「一緒にやってみる?」と声をかけてくださいました。なんて優しい!
カペラの客室は、7つのヴィラ、スイートルームを含む全101室。全室からチャオプラヤー川を臨むことができるんだそう。
宿泊料金は1泊18,500バーツ〜。
詳しくは、カペラのHPからご覧ください。私も宿泊してみたい!
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Capella Bangkok(カペラ バンコク)施設詳細
地図 | GoogleMAPで開く |
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電話 | 02-098-3888 |
WEB | HP・Facebook・Instagram |
メール | info.bangkok@capellahotels.com |
キッズ情報 | ソファ席あり |
※2022年9月現在:1バーツ=約3.9円
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