こんにちは!Sunnysideです。
タイ旅とバンコク街歩きが大好きで、夫と2人の子どもたちとタイ国内を色々と巡り、77県中76県を訪れました。
今回は、アーントーン県の見どころについて紹介します。
「金の器」という意味を持つアーントーン県は、タイ中部のチャオプラヤー川の低地に位置しています。
県内に200以上もの仏教寺院がある歴史ある県。
アユタヤと隣接しているので、一緒に観光してみるのもオススメです。
特筆すべきスポットしては、やはりワット・ムアン。
国内最大の黄金の仏陀坐像ががあり、数キロ離れた場所からでも、水田にそびえ立つ仏像を確認することができます。
この記事では、アーントーン県の魅力について紹介していきます。
【寺院】ワット・ムアン
ワットムアンは、バンコクから車で約1時間40分程の場所にあるお寺。
みどころは何といっても、16年の歳月をかけて作られたという高さ93mの巨大ブッダ。
周りに何も建物がないので、寺院に訪れる前からその存在感は抜群。
ワットムアンの大仏の魅力はやはり、この手に触ることができるところだと思います。
バンコクのワットパクナムなど、タイの大仏は他の場所にもありますが、台座部分の高さがなく、直接手で触れられるというのはここならでは。
子供の手と比べてみると、いかに大きいのかがわかりますね。
エリアの一角には、タイでよく見かける地獄ゾーンがあります。怖いのが苦手な子どもがいる場合は避けて通りましょう。
お酒を飲んでしまったため煮え湯を飲まされる罪人。
エリアの一角には、タイでよく見かける地獄ゾーンがあります。
ここから見るとまさに地獄に仏!
ちなみにこの寺院には鏡張りの礼拝堂があるらしいのですが、敷地内が広すぎて訪れるのを忘れてしまいました。残念!
参拝料 | なし |
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地図 | Googleマップで開く |
Web | http://www.watmuang.com/ |
【市場】サーンチャオローントーン市場
ワット ムアンから車で10分程行った場所に、サーンチャオローントーン市場があります。
百年市場との表記はなかったのですが、歴史を感じさせる路地裏です。
この市場では、主にお菓子が売られているようです。
店内がセピアトーンで、まるでタイムスリップしたかのような雰囲気。
こちらのお菓子屋さんも、100年ぐらいやってそうな風格があります。
サーンチャオローントーン市場は、昔ながらの市場の雰囲気を感じる場所でとてもよかったです。
タイの市場歩きが好きな方は、寄ってみてもいいかも。
地図 | Googleマップで開く |
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営業時間 | 4:00〜16:00 |
【寺院】ワット・チャイヨー・ウォラウィハーン
アーントーン県北端のチャオ プラヤー川沿いにあるワット・チャイヨー・ウォラウィハーンは、県内で最も古い寺院のひとつ。
タイの第2級王室寺院となります。
アーントーンの地元の人々の参拝で常ににぎわっており、堂内には金色の座像が鎮座しています。
寺院の前には市場もあり、食材などが売られていました。
観光地ではなく、アーントーンの住民のための市場という印象を受け、寺とともにある人々の暮らしを垣間見ることができました。
暑くなってきてあまり歩かなかったのですが、チャオプラヤー川沿いにあり、川からの景色もよさそうでした。
地図 | Googleマップで開く |
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営業時間 | 7:00〜17:00 |
【寺院】ワット・クン・インタプラムーン
アーントーン県で最後に訪れたのは、ワット・クン・インタプラムーン。
全長約50mのタイ最大級の涅槃仏を有する寺院です。
スコータイ王朝時代に建立された古刹ですが、涅槃仏が納められていた本堂が火災で倒壊し、アユタヤ時代以降何百年と雨風にさらされ続けてきたそうです。
ワットポーとはまた違った時代の、ちょっと可愛げのあるお顔の涅槃像。
涅槃像の裏側も歩くことができます。当時を思わせる長い回廊。
これだけ大きな本堂がスコータイ時代にもあったというのが、タイのスケールを感じさせますね。
タイで遺跡というと世界遺産のアユタヤとスコータイが有名ですが、この二つの都市を結ぶ地域がアーントーン県やシンブリー県といったタイ中部エリアになります。
そのため、こうした遺跡が各地に点在しており、陸続きで仏教と町が発展していったことが、よく分かります。
まとめ
以上、アーントーン県の観光スポットについてご紹介しました。
タイの観光地からすこし離れた地域で、ゆっくりと仏教建築を見たいなら、アーントーン県は非常にオススメな場所です。
このほかにも沢山の見ごたえのある寺院がありますので、ぜひドライブしてみてください。
※2022年9月現在:1バーツ=約3.9円
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