バンコクに来る前は、ちょっとワクワクしている部分もありました。タイ語を習って〜新しい友だちを作って〜なんて、1から生活がスタートする感じで(*゚∀゚)=3
前職が営業だったこともあり、初対面の人と話すのも苦痛ではないので、あんまり心配もしていませんでした。
ただ、その「友達作り」が案外難しいということを、バンコクに来て改めて知ることになりました。
知り合いは増えていくけど
タイ語学校に行ったり、習い事に行ったりすると、知り合いはたくさん増えていくんです。日本では手間取っていたLINE交換もお手の物。すぐにQRコードを出せるようになりました。
でも、そこから一歩踏み込んで、「友達」となると難しい。
学校帰りにランチとかお茶をしても、大勢だと当たり障りない話で終わるじゃないですか。それが何度か続いても、自分の中で「友達ができた」って感覚がないんですよね。
そもそも集団行動が苦手
そもそもネクラっ子の私は、どうも集団行動が苦手。
そこまで仲良くない人たちと、「◯◯ツアー」とかこつけて、大勢で買い物に行ったりするのが好きじゃないんです。
バンコクに来たら、来て間もないからか、けっこう「木タラツアー」とか「スーパーウェアセールツアー」とかって、大勢で行ってる人を見かけましたが、それだったら一人で行っちゃいます。
大勢よりは、2、3人で話す方が距離が縮まって好き。
でも、そうやって人とつるまずにいると、いつの間にか周りが仲良くなってて、それはそれで寂しさを感じてしまったり。(ああ、自分ってほんと面倒くさい人間だなと書いてて思ってきました…。)
あとは、年齢も今まで生きてきた背景も、皆バラバラっていうのも大きいかもしれません。
私は子供がいないので、なんとなく子持ちの方同士の仲良くなるスピードの差を感じちゃいます。
学校がどうの、習い事がどうのって、色々と情報交換しているうちに、距離が縮まっていくが傍目から見てても分かるんです。もちろん、私が勝手に思っちゃってるだけなんですけど。
通ってるタイ語学校は、けっこう子持ちの方が多くて、子持ち同士で話が盛り上がって仲良くなってるのがいいなーと思って見てたりします。
かといって、子供いない同士で仲良くなるかというと、そうでもなかったりして、「あれ?友達作るのってこんなに難しかったっけ?」って、落ち込んでしまいました。
心のシャッターがおりてしまった
そうこうしているうちに、なんだか人と話すのが億劫になってしまって。自分の中のシャッターがおりるというか、学校が終わっても、誰とも話さずそそくさと帰ってしまうという、完全にダメな状態でした。
関西弁が恋しい!
なんにも気を使わずに話せる友達が恋しい!!
って爆発しちゃって、思わず日本の友達に連絡をとってしまったり。そこで色々話しているうちに、友達から言われた言葉にハッとしました。
「だいたい人の価値観って25歳位までで決まるから、そこから新しい友達を作るのって難しいよ。めっちゃ気の合う友達を作るのって、簡単なことじゃないよ。」
なるほどー。
確かに日本にいるときは、新しい友達って何年も出来てなかったかも。
私の友達というと、小中高のクラスメイトや大学のゼミやサークル仲間、新卒で入った会社の同期といったように、「何かを共有してきた友達」ばかり。
一緒に価値観を作ってきたから、気を使わず話せるんですよね。
焦らずゆっくり友達作りを頑張りたい
まっさらなところから、新しく友達を作るって久しくなかった経験。新しいことに挑戦してるんやから、難しいのは当たり前。
とはいえ、せっかく「慣れない海外で暮らす」という共有できることがあるんやから、シャッターを閉じてしまうのはもったいない。自分のペースで新しい友達作り、頑張っていきたいなと思う今日この頃なのでした。
※2022年9月現在:1バーツ=約3.9円
※当サイトでは一部記事内に広告を掲載しています。