こんにちは!Sunnysideです。
タイ旅とバンコク街歩きが大好きで、夫と2人の子どもたちとタイ国内を色々と巡り、77県中76県を訪れました。
ナコーンラーチャシマー県郊外のピマーイという町に、タイで最大級と言われるクメール遺跡の歴史公園があります。
このピマーイ歴史公園で、年に1度、遺跡を舞台にした光と音のショーが行われます。
ライトアップされた遺跡を背景に繰りひろげられる、古代クメール帝国の栄華を描いた歴史劇は、幻想的な雰囲気と、タイムスリップしたような迫力を感じることができます。
お祭り期間中は、ロングボートレースも同時開催。
小さな町をあげて盛り上がるお祭りについて、詳しく紹介していきます。
光と音のショー
- 日程:2023年11月8日(水)~12(日)
- 時間:18:00~20:00
- 場所:ピマーイ歴史公園内
- 入場料:無料鑑賞(事前オンライン予約もあったようです)
ロングボートレース
- 日程:2023年11月8日(水)~12(日)
- 場所:ラムナーム・ジャッカラート(Chakkarat River)
詳細は公式Facebook参照
ピマーイ歴史公園への行き方
ピマーイ歴史公園は、バンコクから車で4時間半ほどの場所にあります。
バンコクから一気に車で行くとちょっと距離があるので、コラート市内に宿泊をして、移動をするのがおススメです。
コラート市内からだと、車で約1時間でピマーイ歴史公園に行けます。
また、市内のバスターミナル2から、ローカルバスが30分おきに運行しています(所要時間約1時間)。
コラートはとても発展した町なので、いつもセンターポイント・ホテル・ターミナル21とかに宿泊して、移動の拠点にしてたよ
ピマーイフェスティバルの様子
ピマーイフェスティバルは、ピマーイ歴史公園の遺跡をバックに行われる歴史劇。たくさんの演者さんが、古代クメール時代の衣装をまとい、パフォーマンスを披露します。
会場の様子はこんな感じ。左側の遺跡の前にステージが設営され、観客席がAからDまであります。
2023年は入場料は無料のようですが、指定席なので、事前にチケット受付で席を確保する必要があります。
ピマーイの素敵なところは、歴史公園の正面がそのまま町になっているところ。
例えば同じ歴史公園でも、アユタヤやスコータイは、どちらかというと遺跡の周囲は建物がなくて、広々としているんですよね。
ピマーイは歴史公園の前から参道が続き、周囲にたくさんの店があふれているので、生活感のあるお祭りの雰囲気を感じることができます。
歴史公園の正面の通りは、鮮やかな旗で飾られ、たくさんの人でにぎわっていました。
屋台ももちろんたくさん出ています。
屋台に演者さんたちもいました!
練習を終えて涼をもとめたボーイズが、かき氷の屋台に集まっていて、思わずほっこり。
遺跡の回廊の手前の芝生では、屋台で買ったご飯を食べながらショーの開始を待つ人たちが、のんびりと過ごしていました。
このゆるい感じのタイのお祭りがホント好き
この芝生のエリアでは、前座のようなパフォーマンスも行われていました。
恐らくピマーイフェスティバルは、ほとんどの演者さんが地元の人なのだと思います。
パフォーマンスもどこかホーム感というか、内輪で和気あいあいとしている雰囲気があって、見ていてとても楽しかったです。
カメラを構えていたら、お兄ちゃんたちが笑顔でピースしてくれました。
ピマーイ歴史公園の遺跡には、ショーの開始前までは、入ることができます。
ピマーイ遺跡は、11世紀から12世紀にかけて作られた、タイ最大級のクメール遺跡。
なんと、カンボジアの世界遺産アンコール・ワットのモデルとなったとも言われています。
アンコール・ワットとは規模こそ違いますが、広々とした敷地内に悠然とそびえたつ遺跡は、歴史を感じさせる迫力がありました。
遺跡の前で行われるショーなんて、日本で考えると本当に贅沢!
ショー開始前は、ステージの上にも普通に立つことができて、ちょっと不思議な感じ。
遺跡の中は、周囲の混雑と比べると不思議と人も少なく、皆さん思い思いに遺跡と記念撮影をしていました。
遺跡は回廊も残っていて、ぐるりとまわることができます。
タイの遺跡は、子供たちにとっては格好のかくれんぼ場所
ステージの周囲には、観客席も設置済みでした。
時間に余裕があって早く訪れた場合は、どの席からどんな風にステージが見えるのか、確認してもいいかも。
ピマーイフェスティバルの光と音のショー
歴史公園の入り口部分に、受付がありました。A~Dのゾーンごとに列が分かれていて、チケットと引き換えをしています。
チケットを無事ゲット。2023年は、事前にオンライン受付もやっていたようです。
指定された席に行ってみると、おーっと残念!目の前に木が!!!こればっかりは自然のステージなので仕方がないですね。
遺跡が色々な色にライトアップされているのが、本当に美しいです。
ショーは、ヒンドゥー教の天地創造神話「乳海攪拌」から始まりました。
仏教とはまた違った、クメール時代の話ならではの劇なのも面白いですね。
アユタヤの世界遺産祭りのショーなどと比べると、演技が多めの印象。
演者さんの人数も多く、静と動のメリハリがあって、見ごたえがありました。
最後は、ピマーイ遺跡の修復に尽力をされた、プミポン前国王を賛美して終わりました。
3色に彩られた遺跡の背景と、演者全員が集合した、お祭りのフィナーレは圧巻!
ショーの後に、演者さんと参加者が記念撮影をする時間があるのですが、演者さんの家族たちが大勢集まって写真を撮っている姿が微笑ましかったです。
ピマーイフェスティバルは、演者さんとの距離が近いのがすごくいいです!
演技を終えて、緊張のとけたボーイズたちの笑顔が印象的でした。
美しい群舞の女性たちは、ポーズを決めて撮影タイム。
子供たちは、この真ん中に立って記念撮影させてもらったよ。贅沢!
歴史を感じさせる衣装がいいですよね。
なんといってもステージ自体が本物の遺跡なので、ある意味高級な舞台よりも迫力がありました。
私のカメラだとショーの魅力を伝えきれないので、公式Facebookの写真を少し転載しますね。
まとめ
遺跡の町ピマーイで行われる、年に1度のお祭り。
地元の素朴さも味わうことができるほか、本物の遺跡の前で行われる迫力のショーは必見!
この機会にぜひ訪れてみてくださいね。
※2022年9月現在:1バーツ=約3.9円
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