タイ国内外旅行

南タイの玄関口チュムポーン県。国際色豊かな街並を歩く

Sunnyside

こんにちは!Sunnysideです。

タイ旅とバンコク街歩きが大好きで、夫と2人の子どもたちとタイ国内を色々と巡り、77県中76県を訪れました。

タイ南部、マレー半島の北側に位置するチュムポーン県

南タイの玄関ともいえる県であり、ここからタオ島、サムイ島、パンガン島などにアクセスする観光客も多いです。

今回、チュムポーンにあるピタック島(地図)を訪れた際、帰りに市内に滞在しました。

県内の観光地をあちこち見て回るほどの時間はなかったのですが、チュムポーン市内の雰囲気がとても素敵だったので、どんな様子だったのかを紹介しますね。

https://www.bangkok-pukuko.com/entry/phitak-island

チュムポーンの交通

チュムポーン空港の様子

2024年現在、チュムポーン空港へはバンコクから1日1便、エアアジアが運行しています。

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小さな空港なので、飛行機からはタラップで降りて歩いて移動。

チュムポーン空港からの移動は、レンタカーが借りられるほか、チュムポーン市内へは1人200バーツ程でタクシーサービス(送迎バン)があります。

また、タオ島、パンガン島、サムイ島に行く桟橋までの配車サービスもありました。

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一晩かけてゆっくりタオ島にいくナイトフェリーとか、乗ってみたいなあ

チュムポーン市内までは、乗り合いのバンで移動します。

タイ国鉄チュムポーン駅

チュムポーン市内中心地の少し北側に、タイ国鉄のチュムポーン駅(地図)があります。

バンコクのクルンテープ駅から鉄道で移動する場合の所要時間は、7~9時間程ですね。

駅前の通りは開けており、中央分離帯のところに蒸気機関車の模型が飾られていました。

チュムポーン駅は比較的大きな駅舎。南タイの交通の要所であることがうかがえます。

駅前にはソンテウが待機していました。この存在を知ったのが旅終盤だったので、利用できなくて残念。

チュムポーン空港ではタクシーのチャーターは出来なかったので、県内で観光したい場合はここのソンテウを活用するといいのかもしれません。

チュムポーン駅は、イメージとしてはアユタヤ駅位の大きさですかね。

電車は1日10本以上行き交うようです。

2023年訪問時には、左奥のホームが拡張工事中でした。

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南タイって移動時間がめちゃくちゃかかるし、夜行バスとかも少なめだから、高速鉄道とか通るようになってほしいなあ

ちょうど列車が停車するタイミングに居合わせました!

バンコクのファランポーン駅などでもみかける、紫とオレンジの列車。

長い時間をかけて南タイまで来ているんですね。

チュムポーン街歩き

チュムポーンナイトマーケット

国鉄チュムポーン駅前から伸びているのがクロム・ルアン・チュムポーン通り。市内のメインストリートで、宿や銀行、商業施設などがそろっています。

夕方、駅からまっすぐ進むと、ナイトマーケット(地図)が開催されているエリアにたどりつきます。ナイトマーケットは毎日開催。

チュムポーンをはじめとする南タイの各都市は、基本「海あり県」なので、屋台のメインはシーフード

子供達も大好きな牡蠣のホイトート(小麦粉を溶いた生地に貝を入れてカリカリに揚げた料理)。

涼しくなってきた夕方の屋台。ビールが進みます(ビール撮り忘れたけど)。

これは、カブトガニ…?

後で調べたら、カブトガニの卵を食べるらしいです。なかなかの珍味だそう。

思わず二度見してしまった、あらゆる意味で使い方が間違っている扇風機。

ナイトマーケット、というほどの規模でもなかったですが、市内の多くの店は夜に閉まってしまうため、晩ご飯を食べるならここがおススメでしょうね。

国際色豊かなチュムポーンの町並み

南タイはで、プーケット・オールドタウン(地図)をはじめとする、中国・コロニアル様式の美しいショップハウスをみかけることがあります。

チュムポーンは、それをもう少しシンプルにした感じの建物が立ち並びます。

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タイのカラフルなショップハウスは本当に素敵!地震がない国だからこそできる、ぴっちり具合

特にチュムポーンから南側のタイ南部の地域は、華人が開拓を進めていった歴史的背景から、バンコクの中華街(ヤワラート)のように、あちこちで漢字の看板を見かけます

南部に行くにつれて、段々とタイ様式のお寺が少なくなっていくのも面白いんですよね。

町の中心地には、華やかな中華廟もありました。

あと、もうひとつの南タイの特徴といえば、美しいかごに入れられた鳥!

タイ南部からマレーシア、シンガポールなどの地域で、かごに入れられた鳥たちの鳴き声を競うという、なんとも風光明媚な文化があるそうです。

町中を散歩をしていて、美しい鳥の鳴き声に出会うのは、南タイならではの景色

そしてそして更にチュムポーンには、マレー半島から移り住んできたムスリム系の人たちも数多く暮らしているんです

まさに人種のるつぼともいうべき町。

町中を歩いているだけで、タイにいながらにして異国情緒を感じることができます。

市の柱(City pillar)と時計塔

市の柱(City Pilla:サーン・ラックムアン)は、タイの各地にある、その土地の守護神を祀るお社です。

バンコクの王宮前広場の向かいに建っているサーン・ラックムアン(地図)は見たこともある人が多いのではないでしょうか。

各地の特色がみられるので、タイのあちこちに旅行するときに出来るだけ立ち寄ることにしています。

チュムポーンのサーン・ラックムアン(地図)なのですが、私たちが訪れた時はたまたま政治集会か何かをやっていて、広場がすごく混んでいました。

入れるのか不安になりましたが、外の喧騒と対照的に、お社の中はとても静かに参拝できました。

もうひとつ、タイ各地の中心地に必ずと言っていいほどあるのが時計塔

チェンライなどにあるのが有名ですかね。

チュムポーンの時計塔(地図)は、結構大きめの車道の真ん中にあったため、車内からパチリ。

時計塔も、各地ならではの装飾が施されることが多いのですが、チュムポーンの時計塔はあまりこれといった特色はなかったです。

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名産品のタコとかカブトガニで飾ってくれればいいのに

インパクト大! 激甘ロッティータワー

タイの屋台おやつの中でも、日本人に人気がある「ロッティー」

サクサクのパイの様な生地にたっぷりとかけられた砂糖とコンデンスミルク。カロリー爆弾とわかっていても、ついつい食べてしまいますよね。

そんな「ロッティー」は、もともとは南タイの名産品

チュムポーンに映えるロッティーがあると知り、「ロッティーファリダ(地図)」に立ち寄ってみました。

店内には、ヒジャブを被った女性が店員さん。

子供たちはロッティー目当てですが、親はマッサマンカレーとビリヤニが食べられて幸せ。

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甘いやつと辛いやつを交互に口に入れる、これはもう無限に食べられそう

ロッティータワーは外の屋台で作られていました。タワー型にならされた生地に、何度も油をかけて揚げていきます。

ロッティーに、チョコレートソースと甘いココアパウダーと砂糖とアラザンみたいなやつをこれでもかとかけまくった火山ロッティー

バッキバキに崩しながら食べるのが楽しいです。もちろん激甘。

営業時間11:00~22:30
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【チュムポーンのホテル】Loft Mania Boutique Hotel

今回は、チュムポーン市内中心地にありアクセスが良く、快適さ重視ということで「ロフト マニア ブティック ホテル(地図)」に宿泊しました。

LOFTの文字が「鍵」になっていてカワイイ。

客室は、敢えて少し無機質にしてあってスタイリッシュ。

水回りも快適でした。

子供たちが2人いたので利用できなかったのですが、クッション乗っけて2人乗りもできそうな自転車がレンタルできるのもオススメ。

ホテルの1階部分がレストランになっているのもありがたい。宿泊客はファラン(西洋人)の方が中心でした。

\このホテルの宿泊料金をチェック/

宿泊施設名Loft Mania Boutique Hotel
Webサイト公式HPFacebook
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【チュムポーン旅行代理店】Fame Tours & Services

チュムポーン市内中心地にある旅行代理店「Fame Tours & Services(地図」。

空港のカウンターで、ここが便利だよと教えてもらいました。

ここから、タイ各地に向けたバスのやロットゥーの案内がありました。

チュムポーン市内を観光してから、周辺の県(スラータニー、ラノーン、プーケット)や、離島(タオ島、パンガン島、サムイ島等)に移動する際に利用するのにおすすめですね。

旅行代理店の前が空港行きのバス乗り場になっていたので、ここを起点に市内観光するといいのかなと思います。

ちなみにGrabをチェックしたところ、Grab CarやGrab Taxiはなかったのですが、バイタクだけは機能してました。

1人の時の市内移動は、Grabバイタクだと便利かもしれないですね。

移動手段まとめ

  1. 空港からは市内や離島への配送サービスあり、レンタカーあり
  2. 国鉄チュムポーン駅にはソンテウ待機、チャーター可能
  3. 旅行代理店「Fame Tours & Services」から周辺県、離島への移動手段あり
  4. Grabアプリでバイタクの手配OK

まとめ

チュムポーン市内、今回は実質半日ほどしか滞在しなかったのですが、南タイらしい多民族の街並みと、名物ロッティー、ナイトマーケットと、とても充実した時間を過ごせました。

県内には滝やビーチリゾート、国立公園などの見どころもまだまだあったので、もう一度訪れたい県の一つです。

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