皆さんカオコーという場所をご存知でしょうか?
旅雑誌『TRANSIT』の表紙になった、5連の大仏が連なったインパクト大の大仏様たち。
この大仏様がいるお寺があるのが、カオコーです。
今回、お友達とカオコー1泊2日で旅してきたcamecoさんから、旅のレポートが届きました。
このマトリョーシカ状態の大仏様を見てみたくて、友人親子と一緒に弾丸一泊二日でカオコーへ行ってきました。
カオコーはタイ中部ペッチャブーン県にあり、バンコクから車で6時間北上したところに位置します。
高原地帯のカオコーは一年中涼しい気候で、タイのスイスとも呼ばれる避暑地になっているそう。
乾期の11月から2月は朝が冷え込むため、寒暖差で雲海が見れることでも有名です。
1泊2日カオコー旅行のスケジュール
バンコク発1泊2日のざっくりとしたスケジュールがこちらです。
1日目
06:00 バンコク出発
10:00 ガイヤーンの聖地「ウィチアンブリー」にてブランチ
12:00 カオコーで風車が有名な「Khao Kho Windmill Farm 」へ
16:00 絶景カフェ「PINO Latte Resort&Cafe」にて軽食&休憩
17:00 翌日の朝食調達のためコンビニへ
18:00 宿泊施設にチェックイン&夜ご飯にムーガタ
2日目
6:00 雲海を見るため早起き
08:00 朝食を食べ出発
09:00 5連の大仏
10:30 ランチで「Jolly Cafe」へ
12:00 バンコクへ出発
18:00 バンコク到着
私たちは1泊2日でしたが、近くにあるピサヌロークを一緒に観光する人も多いみたい。
今回は、タイのツアー予約サイト・Klookで車(9名乗りのバン)をチャーターしました。
前述の通り、車で6時間という長旅なのでクッションやおもちゃなどを持ち込み、車内で快適に過ごせるようにしました。
また朝晩はかなり冷え込むとのことで、パーカーや長ズボンなど、いつものタイ国内旅行より荷物が多めでした。
車をチャーターしていると荷物の多さも心配しなくてもいいですね
ガイヤーンの聖地「ウィチアンブリー」でブランチ
途中トイレ休憩など挟みながら、4時間ほど北上するとガイヤーンのめっか「ウィチアンブリー」に到着。
通りにいくつもガイヤーン屋さんが並んでいます。
私たちは通りに入ってすぐのお店で食べました。
入店時間が早かったので、最初は空いていましたが、どんどんお客さんが入ってきてビックリ。
後で調べたら「ブアトーン」というお店が行列のできるガイヤーン屋として地元でも人気店らしいです!
お腹がいっぱいになって、さらに北上。
いつも見ている熱帯の植物がどんどんみなくなってきました。
風車が有名な「Windmill Field Khao Kho」へ
6時間のドライブを終へ、カオコー到着!
友人が見つけてくれていた風車が有名な「Windmill Field Khao Kho」へ行ってみました。
入場料は無料!
広大な敷地はトラム(60THB)に乗って移動できます。
風車の周りには、手入れが行き届いたお花畑やいちご畑が広がっています。
ちょうど収穫の時期だったこともあり、園内ではいちごが販売されていたり、いちご狩りもできたりと、楽しい雰囲気でした。
各エリア、ブランコや人力による観覧車楽しめ(これが最高に楽しかった)、お花畑や映えを狙った撮影スポットもたくさん♪
あんまり見どころが何もない場所かと思ったら、予想外に楽しくってめちゃくちゃ長居しちゃいました。
他のお客さん達が、頭に小さな風車がついたヘアクリップをつけていて、これがトラムに乗っている最中や風が吹く度くるくる回る姿がめちゃ可愛くて。
子供達にお願いしてつけてもらって、親達は萌え萌えでした。
カオコーの絶景レストラン「PINO Latte Resort&Cafe」
たくさん遊んでお腹が空いたので、絶景ポイントになっているカフェレストラン、
「PINO Latte Resort&Cafe」へ。
ちょうど見下ろしたところに、あの5連の大仏様が!
絶景を見ながらスムージーやフライドポテトなどの軽食を楽しみました。
その後、宿泊施設へ向かう途中にコンビニに立ち寄り、翌朝の朝食用に、飲み物やヨーグルト、パンやおにぎりなどを調達。
明日は雲海を見るため早起きする予定なので、備えあれば憂いなしです。
カオコーの格安ホテル「Sirine Onsen」へ宿泊
カオコーには、美しい山々や雲海を楽しめるよう、大きな窓のあるコテージやヴィラ、グランピングを楽しむ宿泊施設が多くあります。
直前に出発を決めたこともあり、人気の施設は空きがなく、中心地から少し離れた「Sirine Onsen」というホテルを予約。
「できたばかり・極狭・激安」と、もろもろ心配ポイント多かったのですが、ベッドを囲うようにあるガラス窓が決め手でこちらのホテルに。
運良く雲海が出たら絶景が見れるのでは!?と、思いつつ過度の期待は禁物です。
できたばかりということで、見切り発車したんだろうなというツッコミ所(は割愛しますが)はたーくさんありましたが、お外でお友達と入るバブルバスや、それを見ながらムーガタを食べた点はよかったです笑
気になる雲海はというと…
早起きしてカーテンを開けたら、うっすーらではありますが、前日降った雨のおかげで人生初の雲海を見ることができました!
少し空気が悪かったのもあって、なんだかボヤッとしてましたが笑
それでも雲海を見ることができて満足!
\このホテルの宿泊料金をチェック/
カオコー旅の大本命「ワット・プラタートパーソーンゲーオ」へ
山の頂に突如現る大仏様たち。ここが、ワット・プラタートパーソーンゲーオです。
前国王であるラマ9世のために作られた寺院で、その標高は800メートル。
パーソンゲーオは、「星を隠す崖」という意味があるそうです。
もうとにかく大きい!白い!
一体一体お顔が少しずつ違っていて、見れば見るほど、なんだか面白いような、なんだか神聖な気持ちになるようなと、不思議な心持ち。
とにかくすごいインパクトでした。
ベンジャロン焼きなどの陶器のモザイクが敷き詰められ仏塔へ
5連の大仏様の向かい側にある、これまた異彩を放つ仏塔・プラタートパーソンゲーオへ。
ここは、ラーマ9世の在位60周年を記念して建設された仏塔にベンジャロン焼きなどの陶器のモザイクが敷き詰められています。
こちらを登ると山々をバックに5連大仏像を一緒に少し見下ろす感じでみることができました。
ワットは想像以上に観光客でごった返していて、お寺までの一本道は私たちが帰る頃には渋滞していました。
参拝は、早めの時間に見に行くことをおすすめします。
子供がごっこ遊びに夢中になれる「Jolly Cafe」
大本命のお寺も見れたことだしと、バンコクへ戻ります。
帰り道は、ランチ&イチゴ狩りをして帰路につこうかとなり、道中みつけた「Jolly Cafe」へ。
こちらのお店の、こだわりの窯焼きピザがすごく美味しかったです。
何より小屋周辺に、子ども達がリアルごっこ遊びができる可愛いディスプレイがいっぱい。
バンコクへ向けて出発する直前まで、思いきり遊べました。
18時のバンコク着を目指し、12時前にはカオコーを出発。
帰りはなぜか、往復12時間で一度も出してくれなかった車内のテレビを突如ポロリとだしてくれたドライバーさん。
そのまま、聞いたこともないような、日本の古すぎる歌謡曲や演歌を爆音で流し続けてくれて大笑いしながら旅をしめくくりました。
カオコー旅行のまとめ
カオコーは車で片道6時間かかるため、遠すぎて絶対に行けないと思っていましたが、友達親子とワイワイお喋りしながらの道中だと、なんなく行くことができました。
行くまではどんな僻地に行くのだろうとドキドキでしたが、コテージがたくさんあって、カフェがたくさんあって、観光客の方もたくさんいて、タイのスイスと呼ばれるのも納得!
山が美しく、とても綺麗に整備されていました。
なんといってもワット・プラタートパーソーンゲーオの仏様たちはやはり圧巻で、子供たちも一生思い出に残る旅になったと思います。
カオコー旅を検討されている方の参考になれば嬉しいです!
※2022年9月現在:1バーツ=約3.9円
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