バンコクのカセサート大学で、毎年2月に開催される年に一度のお祭り【農業祭】があるのをご存知ですか?
お祭りといっても、お寺ではなく大学の文化祭。
広大な大学敷地内に、学生だけでなく企業や個人店も出店するため、美味しいもの、お得な物など、見所満載。
そもそもKasetsart University(カセサート大学)は、バンコクに本部を置く、タイで最初の国立農業大学で、かつタイで3番目に古い歴史ある大学です。
大学の創立記念日が2月2日のため、毎年この時期に約1週間開催されています。
2024年の開催日は2月2日(金)〜10日(土)です!
- カセサート大学の場所
- カセサート大学農業祭の基本情報
- カセサート大学農業祭を回るときの注意点
- カセサート大学農業祭の全エリア紹介
- Aゾーン:Kaset Station(カセサート駅)
- Bゾーン:Kaset Floating Market(カセサート水上マーケット)
- 【Fun Park(遊園地ゾーン)】
- Cゾーン:Agricultural Technology(農業技術)
- Dゾーン:Plants of Love(愛の植物)
- 【Food Court(フードコート)】
- Eゾーン:Pet Society(ペットの化学)
- Fゾーン:Let’s Take a Break(休憩ゾーン)
- Gゾーン:All U Can Eat(何でも食べていいよ)
- Hゾーン:Innovation and international Connection(国際展示)
- Jゾーン:Soft Power on Thai Agricultural Culture(タイの農業文化におけるソフトパワー)
- Kゾーン:Road of Happiness(幸せへの道)
- Lゾーン:KU Partner & Product from Department of Correction(大学パートナーゾーン)
- Mゾーン:Student Club(生徒ゾーン)
- カセサート大学農業祭まとめ
カセサート大学の場所
カセサート大学があるのは、BTSスクンビットラインから続く、Kasetsart University(カセサート大学)駅です。
駅の階段を降りたらすぐに入り口があるので、迷わずアクセスできますよ。
カセサート大学農業祭の基本情報
こちらが農業祭の全体マップ。
会場はAからLのゾーンに分けられています。
- Aゾーン:Kaset Station
- Bゾーン:Kaset Floating Market
- Cゾーン:Agricultural Technology
- Dゾーン:Plants of Love
- Eゾーン:Pet Society
- Fゾーン:Let’s Take a Break
- Gゾーン:All U Can Eat
- Hゾーン:Innovation and international Connection
- Jゾーン:Soft Power on Thai Agricultural Culture
- Kゾーン:Road of Happiness
- Lゾーン:KU Partner & Product from Department of Correction
- Mゾーン :Student Club
その他
- Food Court
- Fun Park
- Food Truck
会場の至る所にこのマップが掲示されているので、現在地や目的地を確認しながら歩くことができます。
まず大前提として、大学内は本当に広く、同じ場所に戻ってくるのも大変なので、これだ!と思ったらその場で購入するのがおすすめです。
大学内はとても広いので、一部区間で運行されているシャトルバスを利用すると便利です。
農業祭では食べ歩きをする方が多いと思いますが、会場のあちこちにこうしたゴミ捨て場があります。
タイではゴミを分別する機会が少ないので、こうして細かく分別できるよう管理されているのも、カセサート大学の素晴らしさ。
また、お手洗いは大学のトイレを利用できます。
大学なのでオムツ替え台はありませんが、車椅子マークの広いトイレもありました。
仮設トイレも設置されているため、あまり混雑せず利用できます。
基本的にトイレットペーパーは無いので、ティッシュを持参してください。
カセサート大学農業祭を回るときの注意点
BTSの駅からすぐで訪れやすく、見所いっぱいの農業祭ですが、以下の点には注意も必要です。
- とにかく広く移動が多いので、歩きやすい服装を
- 基本的に屋外のため、暑さ対策を。涼しくなってきた午後から行くのもおすすめ
- 誰でも入れる農業祭、貴重品管理とスリ対策をしっかり
- Bゾーンは段差が多く、その他のゾーンも混雑しているのでベビーカーの方は注意
- 朝10時からオープンだけど、開店時間はお店によってバラバラ。平日は14時以降、休日は12時以降がおすすめ
我が子が喜んだのは、Eゾーンの動物と餌やり・Hゾーンの織物体験・遊園地とゲームゾーン・Kゾーンのタトゥーシールショップです!
カセサート大学農業祭の全エリア紹介
Aゾーン:Kaset Station(カセサート駅)
BTSカセサート大学駅から入るとまず入るのが、こちらのAゾーンです。
お祭りの屋台のように飲食物のお店がズラっと並んでおり、食べ歩きにもぴったり。
日本でも人気、韓国発祥の10ウォンパン。
10ウォン硬貨の形なので10ウォンパンという名前ですが、価格は79バーツから。
私が毎年購入している、1つ10バーツのパン屋さん。
スイーツ系からおかず系まで種類豊富で、食べ歩きにも丁度良いサイズ。
和菓子のお店もありました。
大福や団子、フルーツ飴を販売されています。
ちょっと変わったジュース屋さん。
お好みのドリンクを陶器に入れてくれますよ。
新鮮な果物のお店も。
タイでも2月はいちごが旬の時期。
スーパーで買うよりずっとお安いので、まとめ買いする方も多いです。
たくさん歩くので、水分補給も忘れずに。
キンキンに冷え、シャーベット状になった炭酸飲料のお店。
アユタヤ名物、ロティサイマイのお店もありました。その場で生地を焼いていてるのが見られるのも楽しみの一つ。
Bゾーン:Kaset Floating Market(カセサート水上マーケット)
Bゾーンは水上マーケットと名付けられた、飲食店のゾーン。
Aゾーンと同じく飲食店が並びますが、Bゾーンではテーブルと椅子に座ってゆっくり食べることができます。
ご飯ものや麺類などの食事系が多いので、おやつではなくしっかりお食事したい時にお勧め。
種類豊富なナムプリック。
果物の砂糖漬け。
昆虫食にも挑戦してみては?
北タイ名物の、カオソーイとナムニャオ。
ワニの肉も扱う串焼きのお店。
タイの地方料理も豊富なので、この機会に初めての料理を食べてみるのも良いですね。
【Fun Park(遊園地ゾーン)】
AゾーンとBゾーンの間には、遊園地ゾーンがあります。
大人も思わず夢中になってしまう的当てやビンゴなどのゲームコーナー。
メリーゴーランドやミニカーレース。
観覧車とトランポリン。
エア遊具にお化け屋敷。
人形の色塗り。
遊園地ゾーンはここだけでなく他にも数箇所あるので、一緒に来たお子さまが退屈そうな時に立ち寄ることもできます。
Cゾーン:Agricultural Technology(農業技術)
Cゾーンになると、食べ物よりも雑貨や企業のお店が増えてきます。
1着50バーツの男性ものハーフパンツ。
おもちゃ屋さん。
アクセサリー屋さん。
鯖トマト缶で有名なROZA製品。
オートバイのお店まで。
ベビー用品のお店。
その場で作れるメガネ屋さん。
靴屋さん。
木製食器。
キッチン用品。
10足で100バーツの靴下屋さん。
ちょっとローカルな雰囲気のお店や、お得なセールをしているお店も多いです。
Dゾーン:Plants of Love(愛の植物)
Dゾーンは植物関係のお店が並びます。
観葉植物。
フルーツの木。
肥料や種のお店。
サボテン。
エアープランツ。
盆栽。
珍しい植物も売られているので、見て回るだけでも楽しめます。
【Food Court(フードコート)】
フードコートと書かれたエリアでは、テーブルと椅子のある席で食事ができるようになっています。
小腹が空いた時や、ちょっと座って休憩したい時にも便利です。
Eゾーン:Pet Society(ペットの化学)
我が子は動物好きなので、毎年の農業祭で一番楽しみにしているのが、このペットゾーン。
種類豊富なペット用品。
有名なペットフードメーカーも出店しています。
春節に合わせたチャイナドレスのペット服もありました。
そして、生体の販売も。
爬虫類のお店。
金魚のお店。
犬、猫のお店。
ウサギ。
ハリネズミやハムスターなど。
動物への餌やりができるお店もあります。
うさぎ、モルモット、ヤギへの餌やりができ、子連れファミリーで賑わっていました。
Fゾーン:Let’s Take a Break(休憩ゾーン)
Gゾーン:All U Can Eat(何でも食べていいよ)
FゾーンとGゾーンは、再び飲食店のエリアです。
苦手な人も多いけど、虜になる人も多い、果物の王様と呼ばれるドリアン。
甘栗のお店はたくさんありますが、どこも人気。
私もお土産に購入しました。
何店舗も並ぶタマリンドとニンニクのお店は、個人的にこのゾーンの名物では?と思うほど。
Hゾーン:Innovation and international Connection(国際展示)
Hゾーンでは、国際展示エリア。
カセサート大学での研究についても、展示されています。
藍染の製造工程についてのコーナーでは、製品を購入することも。
今日本でも話題のコオロギの栄養価について。
本物のコオロギが飼育されている前で、コオロギの塗り絵コーナーはちょっと面白い。
織物体験コーナー。
Hゾーンはノーマークだったのですが、意外にも子ども歓迎の雰囲気。
そして、このゾーンはクーラーが効いているのも嬉しいです。
ロイヤルプロジェクトのお野菜販売もありました。
また、各国の大使館コーナーもあります。
ロシア大使館コーナーには、マトリョーシカにチェブラーシカが混ざっているのが面白くて、ロシア人の店員さんと少しお喋り。
その他にも、様々な雑貨や衣類の販売もありました。
Jゾーン:Soft Power on Thai Agricultural Culture(タイの農業文化におけるソフトパワー)
Jゾーンは、雑貨や食品など、タイの製品が並びます。
お土産に良さそうなものも。
マッサージ店も発見。
Kゾーン:Road of Happiness(幸せへの道)
Kゾーンは食品と雑貨などの販売です。
どれでも5バーツの雑貨屋さん。
ジャグアタトゥーやヘナタトゥー、タトゥーシールのお店。
寝具や衣類の販売も。
缶詰でお馴染みのUFCでは、お得なセールを開催していました。
Lゾーン:KU Partner & Product from Department of Correction(大学パートナーゾーン)
最後はLゾーン。
家具や絵画、彫刻などの大物が販売されています。
Mゾーン:Student Club(生徒ゾーン)
Mゾーンは、カセサート大学の学生さんたちが出店するゾーンです。
飲食店が多いですが、雑貨も少しありました。
元気よく、楽しく販売されていて、まさに文化祭!という雰囲気が素敵!
カセサート大学農業祭まとめ
以上、カセサート大学の農業祭レポートでした。
毎年一度、約10日間のお祭り、みなさん楽しんでくださいね!
住所 | 50 Ngamwongwan Rd, Lat Yao, Chatuchak, Bangkok 10900 |
地図 | Googleマップで開く |
時間 | 10:00〜22:00 |
Webサイト | HP・Facebook |
※2022年9月現在:1バーツ=約3.9円
※当サイトでは一部記事内に広告を掲載しています。