妊婦生活

【バンコク妊婦生活】日本とタイの考え方の違い② 〜出生前診断・体重管理〜

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前回は、子宮頸がん検診についての日本とタイでの考え方の違いについて書いてみましたが、他にも色々とあります。その中でもよく話題にのぼるのが、「出生前診断」と「体重管理」です。

 ↓ 前回記事はこちら

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出生前診断

出生前診断とは?

生まれてくる赤ちゃんに先天性の病気や奇形、染色体異常がないかどうかを調べる検査の総称です。

出生前診断の主な種類 としては、「 NT超音波検査(胎児超音波スクリーニング検査)」「 母体血清マーカーテスト(クアトロ検査)」「 新型出生前診断(NIPT)」「羊水検査」「 絨毛検査」が挙げられます。

中でもタイでは、日本で2013年に認可された「新型出生前診断(NIPT:Non-invasive prenatal genetic testing)」が一般的に普及しています。

「新型出生前診断(NIPT)」では、血液採取により血中のDNAを解析することで、 染色体異常の有無を95%以上の精度で調べることができます。また、この診断は血液採取だけなので、ほぼリスクがありません。比べて「羊水検査」は精度が高いと言われていますが、お腹に針を刺すので、多少なりとも流産のリスクがあるんですよね。

 

妊娠11〜12週くらいに聞かれます

私も11週の妊婦健診時に「出生前診断どうする?受けるでしょ?」と、ブラピー先生に聞かれました。以前から、タイでは出生前診断はメジャーだと聞いていたのですが、思っていたより早いタイミングで驚きました。

私は受けないつもりだったので「受けません」と答えたら、「あら、そうなの」と、そこで話は終了。先生もあっさりでした。タイでは出生前診断は普通だと聞いていましたが、断る日本人の患者さんもけっこういるのかもしれませんね。

 

出生前診断に関する私の考え

「出生前診断」について、日本では賛否両論あるとの話ですが、私は賛成でも否定でもありません。人それぞれの考え方は違って当たり前だと思います。

私の場合、出生前診断は「受けない」という選択をしました。「不安な気持ちで出産に臨みたくなかったから」というのが大きな理由です。

例えばもし結果が陽性だった場合、出産までの間ずっと、不安でしょうがなくなると思うんです。もちろん、事前に病気についての勉強ができたり、準備ができるというメリットも理解しているんですが、それ以上に、ふとしたときにマイナスのことを考えてしまいそうなのが怖い。

生まれてくる子供にどんな病気があっても育てていく覚悟はしているので、例え出産後に大変な思いをしたとしても、それまでは不安なく妊婦生活を送りたいなあという思いで、「受けない」という選択をしました。(覚悟なんてカッコいい言い方をしましたが、もう一度不妊治療をするのが嫌だという要素も大きい…)

でも、「受ける」という選択をされる方の意見もよく分かりますし、それぞれの夫婦間で話し合って決めることだと思います。こういうのって他人がとやかく言うことではありませんよね。

ちなみに日本では、出生前診断について病院側から提案はしてくれないと聞きました。(友人数人に話を聞いただけなので、どの病院もという訳ではないと思いますが。)
妊婦さん側から聞かないと、何も言われないそうです。それもそれで、どうなんでしょうね。そう考えると、病院から選択肢を与えてもらえるタイの方がいいのかなと思ったりもしました。

 

体重管理

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「出生前診断」の次は、「体重管理」についてのお話。

妊婦は、放っておくとどんどん体重が増えていきます。
(え?私だけ?( ̄▽ ̄;) もうお腹が空いて空いて…。)

でも、必要以上に体重が増えるのは好ましくないそうです。理想的な体重増加の数値としては、BMI値が18未満の人→約10〜12kg・BMI値18〜24の人→約7〜10kg・BMI値25以上の人→5〜7kgと言われています。

が、タイではそんな数値を知ってか知らずか、体重管理に関してかなりゆる〜いです。ブラピー先生には、1ヶ月に2kg増くらいを目安にと言われました。 えーっと、その通りに太っていったら、出産時には15kg増くらいになるんですけど…。

日本に里帰りして、先生や助産師さんに、体重のことをめっっっちゃ厳しく言われたのでビックリしました。それ以降、毎回検診のときに体重が増えていないかビクビクしています(A;´・д・)ゞ 

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